阿比留茂山(読み)あひる もさん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿比留茂山」の解説

阿比留茂山 あひる-もさん

?-1694 江戸時代前期の陶工
対馬(つしま)(長崎県)府中藩主宗義成(そう-よしなり)・義真(よしざね)父子につかえた。寛文5年(1665)藩の釜山燔造所(はんぞうしょ)の燔師(陶工)となる。以後貞享(じょうきょう)2年まで数回釜山にわたり,幕府や藩主のための陶器を製作。のち中庭姓をあたえられた。元禄(げんろく)7年8月17日死去。初名は寿閑。名は茂三ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android