阿波根昌鴻(読み)あはごん しょうこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿波根昌鴻」の解説

阿波根昌鴻 あはごん-しょうこう

1901-2002 昭和-平成時代の反戦運動家。
明治34年(戸籍は明治36年)3月3日生まれ。郷里沖縄県の嘉手納(かでな)農林中退後,大正14年からキューバ,ペルーで移民生活をおくる。昭和9年帰国,伊江島農業従事戦後一貫して,米軍土地収用に対する反対闘争を展開。59年反戦平和資料館「ヌチドゥタカラ(命こそ宝)の家」を建設。平成14年3月21日死去。101歳。著作に「米軍と農民」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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