阿菩大神(読み)あぼのおおかみ

精選版 日本国語大辞典 「阿菩大神」の意味・読み・例文・類語

あぼ‐の‐おおかみ ‥おほかみ【阿菩大神】

出雲神話系の神。出雲国式内社伊佐賀神社の祭神。「播磨風土記」に、大和の畝火・香具・耳梨三山の争いを見にくる途中、播磨国揖保(いいぼ)郡上岡の里に鎮座したという話がみえる。伊保大明神。

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デジタル大辞泉 「阿菩大神」の意味・読み・例文・類語

あぼ‐の‐おおかみ〔‐おほかみ〕【阿菩大神】

大和三山の争いを仲裁するために出雲から出かけたという神。途中、播磨はりま揖保いいぼ郡上岡の里で争いの終わったことを聞き、この地に鎮座。伊保大明神。

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