陋室(読み)ろうしつ

精選版 日本国語大辞典 「陋室」の意味・読み・例文・類語

ろう‐しつ【陋室】

〘名〙 狭くむさくるしい部屋。また、自分の部屋をへりくだっていう語。〔文明本節用集(室町中)〕 〔韓詩外伝‐五〕

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普及版 字通 「陋室」の読み・字形・画数・意味

【陋室】ろうしつ

狭くきたない室。唐・劉禹錫〔陋室の銘〕絲竹の耳を亂す無く、案牘(あんとく)(書類)の形を勞する無し。南陽(亮)の廬、西蜀の子雲(揚雄)の亭。孔子云ふ、何の陋か之れらんと。

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