降り紛ふ(読み)フリマガウ

デジタル大辞泉 「降り紛ふ」の意味・読み・例文・類語

ふり‐まが・う〔‐まがふ〕【降り紛ふ】

[動ハ四]区別がつかないほど入りまじって降る。
「秋深くなりにけらしな鈴鹿山紅葉は雨と―・ひつつ」〈新勅撰・雑四〉
[動ハ下二]入りまじって降って区別がつかないようにする。
「花残るころにや分かむ白雪の―・へたるみ吉野の山」〈秋篠月清集

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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