隆達(読み)リュウタツ

デジタル大辞泉 「隆達」の意味・読み・例文・類語

りゅうたつ【隆達】

高三隆達たかさぶりゅうたつ

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「隆達」の解説

隆達
りゅうたつ

1527~1611.11.25

織豊期の小歌隆達節の創始者博多来日し帰化した漢人の後裔でのち和泉国堺に移り,薬種問屋を営み高三(たかさぶ)を姓とした。父隆喜の隠居所日蓮宗顕本寺の庵室を引き継ぎ,高三坊・自在庵などと称した。多才書画や音曲にもすぐれ,とくに当時流行の小歌を集め,みずから作詩作曲をし「隆達小歌」を大成

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「隆達」の解説

隆達 りゅうたつ

高三隆達(たかさぶ-りゅうたつ)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の隆達の言及

【隆達節】より

…近世初期,隆達(1527‐1611)が節付けした歌謡。単に隆達または隆達小歌,隆達の歌などともいう。…

※「隆達」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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