デジタル大辞泉
「隔心」の意味・読み・例文・類語
かく‐しん【隔心】
打ち解けないこと。相手に気がねする気持ち。隔意。へだてごころ。きゃくしん。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
きゃく‐しん【隔心】
※
雑談集(1305)一「
知音の回縁隔
(キャク)心有るべからず」
※
浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)四「是は隔心
(キャクシン)なるなされかた」
かく‐しん【隔心】
〘名〙 心にへだてがあること。うちとけないこと。よそよそしいこと。また、その心。隔意。きゃくしん。
※
権記‐寛弘八年(1011)五月二七日「若無隔心可被示也。而為隠秘無被示告之趣云々」 〔
色葉字類抄(1177‐81)〕
へだて‐ごころ【隔心】
〘名〙 うちとけない心。親しまない心。
※
源氏(1001‐14頃)
鈴虫「人きかぬ
奥山はるけき野の
松原に声惜しまぬも、いとへだて心ある虫になんありける」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「隔心」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報