隠ろふ(読み)カクロウ

デジタル大辞泉 「隠ろふ」の意味・読み・例文・類語

かくろ・う〔かくろふ〕【隠ろふ】

連語かくらう」の音変化》
[動ハ四]隠れている。
「昨日今日雲のたちまひ―・ふは花の林を憂しとなりけり」〈伊勢・六七〉
[動ハ下二]
に同じ。
「いとどうち忍び―・へ給ひしほど」〈夜の寝覚・五〉
表立たないでいる。
「さだ過ぎぬるを功にてぞ―・ふる」〈紫式部日記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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