隠居番頭(読み)いんきょばんとう

精選版 日本国語大辞典 「隠居番頭」の意味・読み・例文・類語

いんきょ‐ばんとう【隠居番頭】

〘名〙 江戸時代商家番頭の職を勤め終えてからも、引き続き奉公する者。
滑稽本・四十八癖(1812‐18)三「全体お店(たな)の隠居番頭(インキョバントウ)といふものは、一番年若だといっても五十一二さ」

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デジタル大辞泉 「隠居番頭」の意味・読み・例文・類語

いんきょ‐ばんとう【隠居番頭】

江戸時代、番頭を勤め終えたのちも引き続き主家に奉公している人。

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