隠蔽(読み)インペイ

デジタル大辞泉 「隠蔽」の意味・読み・例文・類語

いん‐ぺい【隠蔽】

[名](スル)人の所在、事の真相などを故意に覆い隠すこと。「証拠隠蔽する」「隠蔽工作」
[類語]隠匿秘匿隠し立て隠す遮る包み隠す押し隠す覆い隠す覆うくらます潜める忍ばせるかくまうひた隠し

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「隠蔽」の解説

隠蔽

オブジェクト指向プログラミング言語において、スーパークラスで宣言されたフィールドと同じ名前のフィールドをサブクラスで宣言すること、またはスーパークラスで宣言されたstaticメソッドと同じ名前のstaticメソッドをサブクラスで宣言すること(スーパークラスで宣言されたインスタンスメソッドと同じ名前のインスタンスメソッドをサブクラスで宣言することは、オーバーライドという)。これによって、スーパークラスで宣言されたフィールドやメソッドへのアクセスが制限される。

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世界大百科事典(旧版)内の隠蔽の言及

【マスキング】より

…分析化学用語。遮へい(蔽),隠ぺいともいう。化学反応において目的の反応を妨害する物質が共存するとき,他の物質を加えるなどしてその妨害を取り除くこと。たとえばCu2+とAl3+が共存する試料中のCu2+のみを分析したいとき,そのままでは合量が分析にかかるが,Fを加えるとAl3+はFと強く結合するので,Cu2+のみを分析することができる。その他の方法として妨害物質の酸化状態を変える方法がある。Cu2+とZn2+をEDTAで滴定するとき,チオ硫酸ナトリウムを加えるとCu2+のみが還元されてCuになってEDTAと反応せず,Zn2+だけが滴定できる。…

※「隠蔽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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