隠退蔵(読み)インタイゾウ

デジタル大辞泉 「隠退蔵」の意味・読み・例文・類語

いん‐たいぞう〔‐タイザウ〕【隠退蔵】

[名](スル)《「隠匿いんとく退蔵」の意》不正に入手したものを、人に知られぬように隠し持っていること。「隠退蔵物資」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「隠退蔵」の意味・読み・例文・類語

いんたい‐ぞう ‥ザウ【隠退蔵】

〘名〙 (「隠匿退蔵(いんとくたいぞう)」の略) かくしたまま使わないでしまっておくこと。
※経済実相報告書(1947)二「衣料品の配給数量は新規生産品のほかに、戦時中の統制機関手持品軍保有品、隠退蔵品などの供給もあったので」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android