雀横町年代記(読み)すずめよこちょうねんだいき(英語表記)Chronik der Sperlingsgasse

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雀横町年代記」の意味・わかりやすい解説

雀横町年代記
すずめよこちょうねんだいき
Chronik der Sperlingsgasse

ドイツ作家 W.ラーベ小説。 1856年刊。ベルリン大学在学中に住んだシュプレー街での生活もとに,貧しい人々の生き方を描いたもの。取立てて筋はないが,抒情ユーモアにあふれ,当時の趣向に投じ,ラーベの出世作となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android