雁木梯子(読み)ガンギバシゴ

デジタル大辞泉 「雁木梯子」の意味・読み・例文・類語

がんぎ‐ばしご【×雁木×梯子】

1本の木に踏み段を刻むか、横木を取りつけるかしたはしご。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雁木梯子」の意味・読み・例文・類語

がんぎ‐ばしご【雁木梯子】

〘名〙 一本の太い材に、段を刻むか、いくつかの横木をつけた、はしご。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の雁木梯子の言及

【梯子】より

…昇降のための道具。代表的な形は2条の長い材の間に,足がかりの横木(踏子(ふみこ))を一定の間隔で取り付けたもので,これを対象に寄せかけて立て,昇降する。猿梯子とも呼ばれ,木製が多いが竹製,金属製などもある。梯子は古く〈はしのこ〉と呼ばれ,〈こ〉は木の葉(このは)などと同じく〈木〉の古形であり,〈はし〉は端,橋などと同根で,端と端の間に渡すという意味である。〈はしのこ〉は端と端の間に渡した横木を指したが,これがいつしか梯子全体を指すようになったと思われ,梯子を立てることを梯立(はしたて)ともいった。…

※「雁木梯子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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