雌・牝(読み)めす

精選版 日本国語大辞典 「雌・牝」の意味・読み・例文・類語

めす【雌・牝】

〘名〙
① 一般に卵巣をもち、卵をつくる動物をいう。植物などでは大配偶子をつくるものや、雌の形質を多くもつ個体をいう。め。めん。⇔雄(おす)。〔和英語林集成初版)(1867)〕
※雁(1911‐13)〈森鴎外〉一七「それで雌(メス)(をす)が分かるかと云へば」
女性をののしっていう語。

めん【雌・牝】

〘名〙 め。めす。⇔おん(雄)
咄本・新板一口ばなし(1839)一六おんとめんとほたへてゐる中のよいのが、ちんちんぢゃ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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