難艱・難堪(読み)なんかん

精選版 日本国語大辞典 「難艱・難堪」の意味・読み・例文・類語

なん‐かん【難艱・難堪】

〘名〙 (「なんがん」とも) 困難な目にあうこと。つらい目にあうこと。苦労すること。むずかしいこと。苦しみ。苦労。艱難。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
※金刀比羅本平治(1220頃か)上「うちふせて問ける程に、始はしらずといひけれ共、難堪(ナンガン)のあまりに有のままに申ける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android