雨竜(読み)アマリョウ

デジタル大辞泉 「雨竜」の意味・読み・例文・類語

あま‐りょう【雨竜/×竜】

中国想像上動物。竜の一種トカゲに似た大きなからだで、角はなく、尾が細長い。全身青黄色という。あまりゅう。

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改訂新版 世界大百科事典 「雨竜」の意味・わかりやすい解説

雨竜[町] (うりゅう)

北海道中央部,空知支庁雨竜郡の町。人口3049(2010)。石狩川の北西岸に位置し,西端に暑寒別岳(1492m)がそびえ,町域の大部分を増毛(ましけ)山地が占め,森林面積は7割に達する。1891年華族組合農場の設置によって開け,東部の平野部は恵岱別(えたいべつ)川,尾白利加(おしらりか)川に水利を得て早くから水田造成が進み,水田地帯が展開している。暑寒別岳一帯は道立自然公園に指定され,東山腹標高850mの溶岩台地には道指定の天然記念物雨竜沼高層湿原帯がある。東西4km,南北1kmの泥炭沼沢地で,浮島を伴う大小百数十の池沼があり,湿原植物の群落はしばしば尾瀬に比較される。
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