ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雨降山」の意味・わかりやすい解説
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…江戸時代は大山不動を中心として,江戸をはじめ,関東,東海一円に信仰が広まり,登拝講社が発達した。大山は夏に南東季節風によって大量の降雨がもたらされるので,干ばつ時の雨乞いの神とされ,雨降(あふり)山とも呼ばれる。また農蚕漁猟をはじめ広く産業の神とされ,江戸時代には土建・料飲の諸業や火消(消防)団体など江戸市民層へも信仰が拡大され大山街道が諸方から開かれた。…
※「雨降山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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