雪糅(読み)ゆきがて

精選版 日本国語大辞典 「雪糅」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐がて【雪糅】

〘名〙 雨や風に雪が交じること。
※延喜廿一年京極御息所褒子歌合(921)「ゆきがての風もなにかは寒からむ春の光の満てる山べは」

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デジタル大辞泉 「雪糅」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐がて【雪×糅】

雪がまじっていること。雪まじり。
「神無月時雨ばかりは降らずして―にさへなどかなるらむ」〈中院本後撰・冬〉

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