雷雨の鼻(読み)らいうのはな

百科事典マイペディア 「雷雨の鼻」の意味・わかりやすい解説

雷雨の鼻【らいうのはな】

雷雨通過時における気圧変化の型。天気予報に従事する人たちが使う言葉雷雲が接近すると気圧は徐々に低下するが,初めの寒冷な気塊が到着すると気圧は急に2〜3hPa上昇する。この気圧上昇は短時間で,直ちに再下降して雨が降り始める。この気圧ピークをいう。
→関連項目雷雨

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android