電子増倍管(読み)でんしぞうばいかん

百科事典マイペディア 「電子増倍管」の意味・わかりやすい解説

電子増倍管【でんしぞうばいかん】

二次電子増倍管の略。普通は光電子増倍管をさす。
→関連項目電子管

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の電子増倍管の言及

【電子放出】より

…ごく少数の二次電子はオージェ過程(オージェ効果)により生じ,各元素に固有のエネルギーをもつので,固体表面の化学組成を調べるのにも使われている。二次電子収率が1より大きくなることを利用したものに,電子増倍管がある。電子増倍管は,二次電子収率が大きな物質で作った電極(ダイノードという)をいくつか並べた真空管の一種で,この電極に順次高い電圧をかけて使用する。…

※「電子増倍管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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