電閃(読み)デンセン

デジタル大辞泉 「電閃」の意味・読み・例文・類語

でん‐せん【電×閃】

稲妻がひらめくこと。稲光
刀剣の刃が稲妻のようにひらめくこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「電閃」の意味・読み・例文・類語

でん‐せん【電閃】

〘名〙
電光がひらめくこと。いなびかり。いなずま。
※済北集(1346頃か)二・夜雨「天際送眸看電閃、窓中掩耳待
② 刀などの刃がいなずまのようにひらめくこと。
※いたづら小僧日記(1909)〈佐々木邦訳〉「大きな医刀(メス)だった。光芒電閃(デンセン)春尚ほ寒く光ってゐる」

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普及版 字通 「電閃」の読み・字形・画数・意味

【電閃】でんせん

電光。宋・軾〔子玉郎中の草書を観る〕詩 柳侯、筆をぶこと電閃の如し()子雲は悴し、羊欣は儉なり

字通「電」の項目を見る

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