霜葉(読み)ソウヨウ

デジタル大辞泉 「霜葉」の意味・読み・例文・類語

そう‐よう〔サウエフ〕【霜葉】

霜で紅や黄に変色した葉。

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精選版 日本国語大辞典 「霜葉」の意味・読み・例文・類語

そう‐よう サウエフ【霜葉】

〘名〙 霜(しも)のために黄や紅などに変色した葉。もみじ。紅葉
※本朝麗藻(1010か)上・暮春侍宴左丞相東三条第同賦度水落花舞〈大江匡衡〉「霜葉冬題陪地下。風花春宴近皇明
太平記(14C後)二一「霜葉(サウヨウ)二月の花よりも紅なりと、風詠・閑吟して」 〔杜牧山行詩〕

しも‐は【霜葉】

〘名〙 晩秋の霜のおりる頃、寒さのために紅葉または黄葉した木の葉。もみじば。もみじ。そうよう。
若菜集(1897)〈島崎藤村〉おえふ「桜の霜葉(シモハ)黄に落ちて」

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普及版 字通 「霜葉」の読み・字形・画数・意味

【霜葉】そうよう(さうえふ)

紅葉。唐・杜牧〔山行〕詩 車を停(とど)めて坐(そぞ)ろに愛す、楓林(ふうりん)の 霜は二よりも紅なり

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