青山二郎(読み)あおやま じろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青山二郎」の解説

青山二郎 あおやま-じろう

1901-1979 昭和時代の美術評論家,装丁家。
明治34年6月1日生まれ。陶器鑑識にすぐれ,大正15年日本民芸美術館の設立準備にかかわる。文壇とも交流し,「文学界」の表紙中原中也の「在りし日の歌」などの装丁を手がけた。昭和54年3月27日死去。77歳。東京出身。日大卒。著作に「陶経」「眼の引越」など。
格言など】美とは,それを観た者の発見である。創作である(「日本の陶器」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android