精選版 日本国語大辞典 「青葛」の意味・読み・例文・類語
あお‐つづら あを‥【青葛】
[1] 〘名〙
② 植物「つづらふじ(葛藤)」の異名。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「あおつづらを大なる籠にくみて」
[2] 枕 (青葛は糸のように繰ることができるので) 「くる」「くるし」「くるる」などにかかる。
※後拾遺(1086)恋二・六九二「人めのみしげき深山の青つづら苦しき世をも思ひ佗びぬる〈章行女〉」
あお‐かずら あをかづら【青葛】
〘名〙
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