青蜥蜴(読み)あおとかげ

精選版 日本国語大辞典 「青蜥蜴」の意味・読み・例文・類語

あお‐とかげ あを‥【青蜥蜴】

〘名〙 ニホントカゲの子の俗称。背に数本の淡黄色の細い筋があり、胴の後半から尾の先にかけ光沢のある青緑色をしている。生後二年ぐらいで成体体色褐色)になる。古来有毒で食べると死ぬといわれていたが毒はない。《季・夏》
浮世草子好色五人女(1686)三「それがしは、好みて青(アヲ)どかけを喰ふてさへ死なぬ命」

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デジタル大辞泉 「青蜥蜴」の意味・読み・例文・類語

あお‐とかげ〔あを‐〕【青蜥蜴】

トカゲの子。尾部が青緑色をしている。 夏》

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