青衿・青襟(読み)せいきん

精選版 日本国語大辞典 「青衿・青襟」の意味・読み・例文・類語

せい‐きん【青衿・青襟】

〘名〙
衣服青色えり。〔庾信‐又謝趙王賚息絲布啓〕
② (「詩経‐鄭風・子衿」の「青青子衿」の句の毛伝に「青衿、青領也、学子所服」とあるところから) 学生、とくに中国古代の学生の服。ひいて学生をいう。
性霊集‐序(835頃)「青襟摘槐林之春秋、絳帳富山河之英萃
浄瑠璃道成寺現在蛇鱗(1742)一「少将安珍、まだ青衿(セイギン)の身なれ共」 〔劉長卿‐寄万州崔使君詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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