静止核(読み)セイシカク

デジタル大辞泉 「静止核」の意味・読み・例文・類語

せいし‐かく【静止核】

細胞分裂過程に入っていない時期細胞核休止核

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「静止核」の意味・読み・例文・類語

せいし‐かく【静止核】

〘名〙 細胞が核分裂を行なっていない時期の核。核の基本的状態で、単に核という場合はこれをさす。休止核。

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世界大百科事典(旧版)内の静止核の言及

【接合】より

… ゾウリムシは大核と小核を有するが,接合にあたっては,大核は消失し,小核が4個に分裂した後,その中の3個が消失して1個が残る。さらに残った1個が2個に分裂して,その中の1個が相互に交換され(移動核),他の1個はもとの個体内にとどまる(静止核)。交換後移動核と静止核は合体して新しい核(合核)を形成する。…

※「静止核」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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