非伝染性感染症(読み)ヒデンセンセイカンセンショウ

デジタル大辞泉 「非伝染性感染症」の意味・読み・例文・類語

ひでんせんせい‐かんせんしょう〔‐カンセンシヤウ〕【非伝染性感染症】

人から人へは伝染しない感染症敗血症破傷風膀胱炎など。→伝染性感染症

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の非伝染性感染症の言及

【感染】より

…法定伝染病(コレラ,赤痢,腸チフス,パラチフス,痘瘡(とうそう),発疹チフス,猩紅(しようこう)熱,ジフテリア,流行性脳脊髄膜炎,ペスト,日本脳炎)や麻疹(はしか),百日咳,急性灰白髄炎,水痘,風疹などが好例である。一方,生体が感染症に罹患しても病原体が排出されないか,または排出されても他の生体を感染させにくいものは非伝染性感染症といい,破傷風,虫垂炎,瘭疽(ひようそ),毒素型食中毒などは伝染病とはいわない。しかし日本では,広義の伝染が感染と同義に用いられているところから,届出伝染病の規定には破傷風も含まれている。…

※「非伝染性感染症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android