非線形ラマン分光法(読み)ひせんけいらまんぶんこうほう

世界大百科事典(旧版)内の非線形ラマン分光法の言及

【分光分析】より

…共鳴ラマン散乱法は,試料中の微量色素の選択的状態分析に有用である。CARS(コヒーレントアンチストークスラマン分光coherent anti‐Stokes Raman spectroscopyの略)をはじめとする非線形ラマン分光法は,微量のガス分析や環境分析に応用されている。パルスレーザーを用いた過渡ラマン分光法を用いれば,1秒の100億分の1程度の時間でしか存在しない短寿命の分子の状態分析が可能である。…

※「非線形ラマン分光法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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