非行下位文化理論(読み)ひこうかいぶんかりろん

世界大百科事典(旧版)内の非行下位文化理論の言及

【サブカルチャー】より

…subcultureの語は1950年代後半に,アメリカの社会学における少年非行研究で用いられた。その非行下位文化理論theory of delinquent subcultureでは,労働者地区特有の非行少年の特徴を,非功利性,破壊趣味,否定主義,集団的自律性などに見いだし,中産階級本位の競走的社会に対する,欲求不満の裏返しとしての一種の自己主張とした。 しかし,1960年代後半にこの意味は変化した。…

※「非行下位文化理論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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