面向不背(読み)めんこうふはい

精選版 日本国語大辞典 「面向不背」の意味・読み・例文・類語

めんこう‐ふはい メンカウ‥【面向不背】

〘名〙 前後どこから見ても申し分のないこと。形が整ってきわめて美しいこと。
※俳諧・江戸十歌仙(1678)四「面向不背の汗をかかれた〈春澄〉 御異見の利につまりたる事なれば〈幽山〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「面向不背」の意味・読み・例文・類語

めんこう‐ふはい〔メンカウ‐〕【面向不背】

前から見ても後ろから見ても美しいこと。
「―の姿見るにぞっとして」〈浮・諸艶大鑑・六〉

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