革命的社会主義労働党(読み)かくめいてきしゃかいしゅぎろうどうとう

世界大百科事典(旧版)内の革命的社会主義労働党の言及

【アルマーヌ】より

…81年の同党分裂に際しては,知識人を中心とするマルクス主義者に反発し,古参の組合活動家を多く含む〈フランス社会主義労働者連盟〉に加わった。同派は90年,議会活動に力点をおくP.ブルースら議員グループと労働組合運動を重視する活動家グループに分裂したが,後者の結成した〈革命的社会主義労働党〉は実質的な創立者の名をとって〈アルマーヌ派〉と称された。この党派はパリを主たる拠点として,機械金属・建築などの部門の熟練労働者の支持を集め,90年代前半,最盛期には7人の下院議員を擁し,また95年の〈労働総同盟(CGT)〉結成の中心となるなど,サンディカリスムの源流としての役割を果たしたが,議会活動の軽視と組合運動の重視は議員ら有力活動家の離反と組織の分裂を招き,90年代後半,急速に衰退した。…

※「革命的社会主義労働党」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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