鞍傷(読み)アンショウ

デジタル大辞泉 「鞍傷」の意味・読み・例文・類語

あん‐しょう〔‐シヤウ〕【×鞍傷】

馬に乗る人のまたや、牛・馬などの背に、くらとの摩擦で生じる傷。くらずれ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鞍傷」の意味・読み・例文・類語

あん‐しょう ‥シャウ【鞍傷】

〘名〙 くらの摩擦、圧迫などによって馬や牛などの体にできる傷。くらずれ。
※初年兵江木の死(1920)〈細田民樹〉一「梅干くらゐな鞍傷(アンシャウ)を、右背に拵へて了った」

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