鞘走る(読み)サヤバシル

デジタル大辞泉 「鞘走る」の意味・読み・例文・類語

さや‐ばし・る【×鞘走る】

[動ラ五(四)]
刀身が自然に鞘から抜け出る。
下人はそこで、腰にさげた聖柄ひじりづか太刀が―・らないように気をつけながら」〈芥川羅生門
出過ぎたことをする。さきばしる。
「まだ―・った事を言ふ」〈鷺流狂・末広がり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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