鞭笞(読み)ベンチ

デジタル大辞泉 「鞭笞」の意味・読み・例文・類語

べん‐ち【××笞】

[名](スル)むち。むちで打つこと。
「―して之を懲したるに」〈永峰秀樹訳・暴夜物語〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鞭笞」の意味・読み・例文・類語

べん‐ち【鞭笞】

〘名〙
① むち。鞭策
② むちで打つこと。むちうつこと。転じて、強くはげまし激励すること。鞭撻
本朝続文粋(1142‐55頃)一・参安楽寺詩〈大江匡房〉「城狐社鼠喩。有罪免鞭笞」 〔後漢書‐方術伝費長房〕

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普及版 字通 「鞭笞」の読み・字形・画数・意味

【鞭笞】べんち

むちうつ。漢・賈誼〔過秦論、上〕始皇に至るにんで、六世の餘烈を奮ひ、長策を振ひて宇す。~敲(かうぼく)を執りて以て天下を鞭笞し、威、(かいだい)に振ふ。

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