音便形(読み)オンビンケイ

デジタル大辞泉 「音便形」の意味・読み・例文・類語

おんびん‐けい【音便形】

音便結果生じた語形。特に、用言の一活用形特定の語に続くときに音便の形をとる場合、その語形をもとの活用形に対していう。「咲く」の連用形「咲き」が「て」「た」に続くときにとる「咲い」の類。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「音便形」の意味・読み・例文・類語

おんびん‐けい【音便形】

〘名〙 音便によってできた語形。とくに、用言の連用形などが、音便の結果生じた語形を、もとの活用形に対していう。「書きて」に対する「書いて」の「書い」の類。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android