音名唱法(読み)おんめいしょうほう

精選版 日本国語大辞典 「音名唱法」の意味・読み・例文・類語

おんめい‐しょうほう ‥シャウハフ【音名唱法】

〘名〙 個々の音を音名で呼びながら歌う方法読譜歌唱の基礎練習に用いる。固定ド唱法。→階名唱法

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百科事典マイペディア 「音名唱法」の意味・わかりやすい解説

音名唱法【おんめいしょうほう】

ソルミゼーション

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世界大百科事典(旧版)内の音名唱法の言及

【音名】より

…現在標準音はイ=440が一般に用いられている。読譜の練習のために旋律中の各音を音名で読んで歌う方法を〈音名唱法〉という。ドイツ音名で読むものはとくにアー・ベー・ツェー・ディーレンA‐B‐C‐dierenといわれて広く行われている。…

【ソルフェージュ】より

…内容としては楽典(音楽理論,和声分析,調分析),聴音(音の聴取と記譜),ソルフェージュ(楽譜の視唱,各種音部記号,音程,フレージング,ニュアンス等の総合的な学習),種々な方法によるリズム練習等がある。 ソルミゼーションのシラブルの用法には固定ド唱法(音名唱法の一つで,ドをつねにハ音に固定して歌う唱法)と移動ド唱法(階名唱法ともいい長調の場合には主音をドとし,短調の場合は主音をラとして歌う唱法)の2種がある。固定ド唱法はイタリア,フランスで行われている。…

※「音名唱法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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