音沙汰(読み)おとさた

精選版 日本国語大辞典 「音沙汰」の意味・読み・例文・類語

おと‐さた【音沙汰】

〘名〙 たより。消息音信(おんしん・いんしん)
※浄瑠璃・博多小女郎波枕(1718)中「仲間を脱けて一人儲けしようでな。音さたなしの俄宿替(にわかやどがへ)と」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「音沙汰」の意味・読み・例文・類語

おと‐さた【音沙汰】

(多く下に打消しの語を伴う)便り。連絡。また、訪れ。「別れて以来何の音沙汰もない」
[類語]便り音信沙汰

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android