精選版 日本国語大辞典 「音韻法則」の意味・読み・例文・類語
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音声変化における規則性。ある音声は、ある時期に、同じ条件のもとで一律に変化する。一律に変化するため、変化した音声の間に規則的対応がみられる。
(1)ある言語内でa音がb音に変わるとき、歴史的にみればa音はb音に対応する。日本語では、中世の両唇摩擦音/Φ/が一律に声門摩擦音/h/に変わった。/Φaru/→/haru/「春」の例から、/Φ/は/h/と対応する。
(2)地理的にみれば、同一言語内の、A地域でa音がb音に変化し、B地域でa音がc音に変化すれば、A地域のb音とB地域のc音は対応をなす。たとえば、英語のtap[tæp]「飲み口」とtop[tɔp]「頂」を、ドイツ語のZapfen[tsapfen]「飲み口」、Zopf[tsɔpf]「下げ髪」と比べれば、英語の語頭の[t]と語中の[p]の音は、それぞれドイツ語の[ts]と[pf]の音に対応している。二つの言語の間で類似した意味の語に音韻対応がみられるとき、これら言語は共通の祖先から派生した姉妹語と考えることができる。
[小泉 保]
『池上二良編『言語の変化』(『講座言語 第2巻』1980・大修館書店)』
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