預銭(読み)あずかりせん

精選版 日本国語大辞典 「預銭」の意味・読み・例文・類語

あずかり‐せん あづかり‥【預銭】

〘名〙 他人から預かった金銭。また、金融業者から借りた金銭。
親元日記政所賦銘引付・文明九年(1477)六月二四日「備前国比々四宮源左衛門方より預銭四十六貫五百文事連々令返弁候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の預銭の言及

【合銭】より

…初見は1430年(永享2)で《満済准后日記》に〈八幡土蔵合銭〉とみえる。無利子預金である〈預銭〉と異なり,合銭には利子が支払われた。このため徳政令の対象として問題となった。…

※「預銭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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