顔面(読み)ガンメン

デジタル大辞泉 「顔面」の意味・読み・例文・類語

がん‐めん【顔面】

かお表面。「顔面を紅潮させる」
[類語]めんつらフェースおもて

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「顔面」の意味・読み・例文・類語

がん‐めん【顔面】

〘名〙
① 顔の表面。かお。おもて。
※山陽詩鈔(1833)一六・除夜「一病不死旧顔面、又与梅花重相見」
② 人の気にいるようにふるまうこと。へつらい。また、その者。
令集解(701)僧尼「古記云。〈略〉顔面。謂阿党一種俗語也」

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普及版 字通 「顔面」の読み・字形・画数・意味

【顔面】がんめん

かお。顔色。〔元史、相威伝〕(相威)に引伏す。旨りて釋し、仍(すなは)ち相威に喩(さと)して曰く、の顏面を惜しまざる(顔面を犯して諫める、直諫する)を知ると。

字通「顔」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の顔面の言及

【顔】より

…顔は顔面ともいい,ヒトを中心として高等な哺乳類についていうことばであるが,その他の動物に対して用いることもある。ふつう顔は頭部の前半の表面,いいかえれば,頭部を正面から見たとき視界に入る部分を漠然とさすが,〈横顔〉という場合はヒトの頭部の側面観の全体をさすことがある。…

※「顔面」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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