顧視(読み)コシ

デジタル大辞泉 「顧視」の意味・読み・例文・類語

こ‐し【顧視】

[名](スル)振り返って見ること。かえりみること。
「(敵兵ハ)ただ左往右往して我が軍人を―せり」〈独歩愛弟通信

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「顧視」の意味・読み・例文・類語

こ‐し【顧視】

〘名〙 かえりみること。ふりかえって見ること。
高野山通念集(1672)五「大師奥院に御入定し給ひしを、此の尊いささか顧視し給ふとかや」 〔荘子外物

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「顧視」の読み・字形・画数・意味

【顧視】こし

ふりかえり見る。漢・武帝秋風の辞の序〕上(しやう)、河東に行幸し、后土を祀り、京をして欣然たり。中群臣と飮燕す。上、ぶこと甚だし。乃ち自ら秋風の辭を作る。

字通「顧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android