風に順いて呼ぶ(読み)カゼニシタガイテヨブ

デジタル大辞泉 「風に順いて呼ぶ」の意味・読み・例文・類語

かぜしたがいて

《「荀子勧学から》風上から風下に向かって呼べば声がよく届くように、勢いに乗じて事を行えば成功しやすいというたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「風に順いて呼ぶ」の意味・読み・例文・類語

かぜ【風】 に 順(したが)いて呼(よ)

風上から風下に向かって呼ぶと声がよく通るところから、勢いに乗じて事を成せば、早くかつ容易に成功するたとえ。
洒落本・伊賀越増補合羽之龍(1779)序「風に順って呼べば、声高からずして聞く者多し」 〔荀子‐勧学〕

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