風冴ゆ(読み)かぜさゆ

精選版 日本国語大辞典 「風冴ゆ」の意味・読み・例文・類語

かぜ【風】 冴(さ)

身にしみる冷たい風が吹く。《季・冬》
※新古今(1205)冬・六五六「さざ浪や志賀のから崎風寒(さえ)比良高嶺にあられ降るなり〈藤原忠通〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「風冴ゆ」の意味・読み・例文・類語

かぜ・ゆ

風が、冷たく身に染み通るように吹く。 冬》
「さざ浪や志賀の唐崎―・えて比良ひらの高嶺にあられ降るなり」〈新古今・冬〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android