デジタル大辞泉 「風巻」の意味・読み・例文・類語 し‐まき【▽風巻(き)】 《「し」は風の意》風が激しく吹き荒れること。また、その風。「雪風巻き」《季 冬》「―くる雪の黒みや雲の間あひ/丈草」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「風巻」の意味・読み・例文・類語 し‐まき【風巻】 〘名〙 (「し」は風の意) 風がはげしく吹きまくること。また、その風。とくに海上の暴風や強風にあおられて生じる海水のしぶきをいう。また、雨や雪などを含んで激しく吹きつける風。《季・冬》※中務集(989頃)「打ちこゆる波のおとせばもらぬよりしまきの風ぞふきかへさるる」 し‐ま・く【風巻】 〘自カ四〙 (「し」は風の意) 風がはげしく吹きまくる。※堀河百首(1105‐06頃)雑「波のをるいらこが崎を出づる舟はや漕ぎわたせしまきもぞする〈源国信〉」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報