風流傘(読み)フリュウガサ

デジタル大辞泉 「風流傘」の意味・読み・例文・類語

ふりゅう‐がさ〔フリウ‐〕【風流傘】

傘鉾かさぼこの一。祭礼行列などに持ち歩く、美しく飾った長柄の傘。ふうりゅうがさ。

ふうりゅう‐がさ〔フウリウ‐〕【風流傘】

ふりゅうがさ(風流傘)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「風流傘」の意味・読み・例文・類語

ふうりゅう‐がさ フウリウ‥【風流傘】

〘名〙 賀茂の祭礼の行列などに用いる、さまざまに飾りたてた長柄の傘。傘の上に作り物を加え、周縁帽額(もこう)をめぐらした傘鉾(かさぼこ)の類。ふりゅうがさ。
看聞御記‐応永二四年(1417)九月八日「御香宮祭礼結構云々、御所門狭小、風流笠不門内

ふりゅう‐がさ フリウ‥【風流傘】

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