風輪際(読み)ふうりんざい

精選版 日本国語大辞典 「風輪際」の意味・読み・例文・類語

ふうりん‐ざい【風輪際】

〘名〙 仏語風輪の際で、この世界の最下底の処。
古事談(1212‐15頃)五「无間地獄をうちとほして、風輪際へいなむずればと云ける時」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android