飄逸(読み)ヒョウイツ

デジタル大辞泉 「飄逸」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐いつ〔ヘウ‐〕【×飄逸】

[名・形動]世俗のわずらわしさを気にしないでのびのびしていること。また、そのさま。「飄逸人柄
[類語]飄飄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「飄逸」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐いつ ヘウ‥【飄逸】

〘名〙 (形動) 世間のわずらわしさを気にしないで明るく軽妙なこと。世俗ばなれした趣のあること。また、そのさま。
※作詩志彀(1783)「『雪片大如席』の句、これ太白飄逸の妙処なり」 〔耶律楚材‐西域従王君玉乞茶七首詩・其四〕

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普及版 字通 「飄逸」の読み・字形・画数・意味

【飄逸】ひよう(へう)いつ

世外に超然とすること。〔滄浪詩話詩評〕子美(杜甫)は太白(李白)の飄を爲す能はず。太白は子美の沈鬱(ちんうつ)を爲す能はず。

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