飄風（読み）ひょうふう

精選版 日本国語大辞典

ひょう‐ふう ヘウ‥【飄風】

〘名〙 にわかに激しく吹く風。はやて。つむじ。旋風。飆風。

※続日本紀‐文武四年（700）三月己未「欲_下取_二和上骨_一斂_上レ之、飄風忽起、吹_二颺灰骨_一、終不_レ知_二其処_一」 〔老子‐二三章〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

ひょう‐ふう〔ヘウ‐〕【^×飄風／^×飆風】

急に激しく吹く風。つむじかぜ。はやて。
「僕は唯―に遇ったように、烈しく強く引きずり廻されているんだ」〈有島・宣言〉

出典　小学館

普及版 字通

【飄風】ひよう（へう）ふう

はやて。〔老子、二十三〕飄風はをへず、驟雨は日をへず。～天地すらほ久しきこと能はず。而るを況(いは)んや人に於てをや。

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出典　平凡社「普及版 字通」