飛田周山(読み)ひだ しゅうざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飛田周山」の解説

飛田周山 ひだ-しゅうざん

1877-1945 明治-昭和時代前期の日本画家。
明治10年2月26日生まれ。久保田米僊(べいせん),竹内栖鳳(せいほう)らに師事。明治36年岡倉天心を茨城県五浦(いづら)に案内し,のちの日本美術院五浦研究所設立のきっかけをつくる。国定教科書挿絵も担当した。昭和20年11月22日死去。69歳。茨城県出身。本名は正雄。作品に「幽居の秋」「神泉」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android